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第72回社会保障審議会介護給付費分科会 02

昨日の続き
一応本日も入れておきますが、多少の解釈の違いや誤字等はご了承を!

各委員の所属団体の災害対策状況の報告後、事務局より続きの資料の説明(資料は前日記事のリンク参照)。

資料1-8 東日本大震災に係る訪問看護サービスの柔軟な提供方策について
      P1 3行目脱字 ×「即応した迅速な対応するなど」○「即応した迅速な対応(を)するなど」
資料1-9 諮問書(別紙あり)

事務局
「基本的な考えについては本来、既存事業所を拠点に看護師を派遣していくことで迅速な対応をすることが重要ではありますが、被災地域によって状況が異なるので柔軟な提供を可能にする為に人員基準を常勤1以上にする、サテライト事業所の活用や特例地域において人員基準を満たせない場合にもサービス提供が可能なようにしています。但し、今般の震災によって新たにサテライト事業所の設立が困難であり、特例に該当しない地域である場合の取扱として特例省令を制定し、所要の措置を講じます。改正内容としては、基準該当訪問看護の人員、設備及び運営に関する基準を制定し、災害救助法が適用された区域で基準該当訪問看護として市町村が特例居宅サービス費を支給することが出来る事として平成24年2月29日までの間で災害救助法適用の状況により厚生労働大臣が定める日までの措置としております。参考資料にもありますが、訪問看護における特例居宅サービス費の支給状況に関しては全国で2件となっておりますが、東京都大島町につきましては昨年10月にサテライト事業所に変更になっております。」
木村委員
「特例をあえて変える必要性とはなんでしょう」
事務局
「あくまでも特例に該当しない地域への対策です。」
井部委員
「1人開業は安定支給に本当に繋がるのか疑問。高齢化率の高いところでは訪問者の選択が必要になるが、必要物資の調達をするのも大変な状況で情報収集、事務処理を考えると実質出来る事は少ないのでは。拠点を増やす必要はあると思うが、看護師が訪問に専念出来る様にすべき。平常時でも24時間365日1人では出来ると思えない。」
山田委員
「看護師、ヘルパー等のチームが必要。現状の拡充が良いのでは」
三上委員
「反対。1人では困難である。」
事務局
「今回はあくまでも特例。臨時的措置である。災害救助法の対応策まで至ってはいない。」
石川委員
「あくまでも現地の要望と理解をしているがいかがか。そういう意味でも賛成。災害救助法が適用されているのだし」
三上委員
「これって災害救助法ではなく、介護保険法のことなんですよね。」
事務局
「災害救助法ではなく介護保険法としての適用である。」
武久委員
「基準該当は均整がない限り不適正。市町村が認めた場合と判断するのでは。」
座長
「反対している人が思っていることは良くわかるところ。但し、震災の中で使う人もいるかもしれないところからも必要と言えるのでは。」
三上委員
「反対が多いのに諮問で決めるのはどうかと。賛成が多ければ良いと思うが。」
座長
「えーっ強い原則論をお持ちの方もいらっしゃるので答申についてこの後練っていこうと思いますが、これでかなりの時間を取っているのでこの先の議論もありますので一旦10分休憩として事務局で答申について休憩後確認出来るようにお願いします。」

何だかきな臭い感じで医療と行政のせめぎ合いがみられたが、何となく済し崩し感が漂っている。聞く限りはどちらも正論とも思えるが、未曾有の大震災であることを考えると何れもにも不満が残る印象。基準該当扱いにして優先的に人材派遣をするとか考えられないのだろうか。そして、ここまで池田委員は難しい面持ちで終始無言を通している。Uー'`ー;U ムムッ

って感じで休憩中にちょっと背伸びをしていると勝田委員と水下さんが話しているのが目に入った。とりあえず、終了後、あきしまネットの部会に参加する為、急いで会場を出ることを考えるとここで挨拶をせねばと思い何となく近寄っていき、挨拶だけする。ちょっと話が盛り上がっていたところだったようで邪魔してしまったと察し、すぐに退散した。

休憩後、委員に追加資料(報告)が配布され後半戦スタート。
何となく説明が入る。「療養病床と介護福祉士のことは今回の議論で通り次第すぐに公示日を決め施行し、それ以外は第5期からとしたい」

座長
「それでは先ほどの特例措置に関してですが、絶対に通してもらいたい。そして、あくまでも東日本大震災に対する特例である。分科会として了承が得られれば」
委員(不明でした。議事録参照)
「現地での要望が実際あったのか疑問であるが」
事務局
「連絡会(?)への要望が実際あったことに対する措置である」
委員
「とりあえず、混乱時に新たなビジネスモデルが出来るのはおかしいと思っている」

依然、反対意見はあったが、ここで何となく意思確認があったような感じで事務局が追加資料(報告)を読み上げ、特例措置が通る。

さて、遂に先延ばしになっていた議題に突入だが、既に残り時間はあと40分程度か。

資料2-2 介護保険制度を取り巻く状況

座長
「えーっこれより介護保険部会でまとめられた内容等を踏まえ、検討に入りますが、時間も限られているのでフリーディスカッションとして進めたい。その前に今後のスケジュールを」
事務局
「今後のスケジュールを大まかに申しますと夏頃までに視点について議論し、事業者よりヒヤリング等行っていければ。そして、秋には経営実態調査を基に個別の点数設定をし、1月までに審議報告をまとめられればと考えます。」
座長
「それでは、1人2分程度でこれだけは言いたいということを1つ程度(笑)発言願います。もちろん次回も議論しますから。では、あいうえお順に並んでいるので最後の山田委員からお願いします。」

おーっこの順番は何とも見事なシナリオ!皆さん気が付きました?

山田委員
「処遇改善交付金の取扱は現時点では基本報酬に組み込むのかわかっているのか」
事務局
「現時点では見えていない」
木村委員が突然割り込み。
「1月で本当に大丈夫か。前回はもっと早かったはず」
事務局
「前々回と同じであるはず。前回は改定率が出たのが早かった」

おいおいまた3月31日確定コースだな!こりゃ。

木村委員
「せめて1月前半にして欲しい(笑)」
山田委員
「処遇改善交付金は基本報酬に組み込んで欲しい。今回は診療報酬と同時改定、地域包括ケアのあり方、リハビリ、認知症対策、在宅支援が重点と考えるが、老健施設での医療のあり方も検討する必要があると考える。」
矢田委員(代理 土井参考人)
「処遇改善交付金は支給のバランスを考えなければと思う。法人の内部規定で取扱を定めるのではなく、一定のガイドラインを示すべき。」
三上委員
「主に3点。①震災対策の方向性を介護保険として明確にし、新しい配分を考えて被災地へ②人材確保や待遇について③人口動向から考え、大都市におけるサービスに対し地域区分の工夫は必要。人件費比率高めるようにしたらどうか」
藤原委員
「処遇改善交付金を組み込むなら改定率を考え直して欲しい。利益と不利益が出ると思うが、利益が大前提である。とにかく制度が混乱しないように時間的な余裕が必要である。」
福田委員(代理 和田参考人)
「処遇改善交付金の方向性はなるべく早く出さないと行政としては予算編成に影響が生じると考えられる。また、日々の感想からとにかく省令の理解が大変である。省令をわかりやすくして欲しい。」
馬袋委員
「震災から考えると地域でケアする体制、チームケアが重要。また、24時間365日中重度になっても在宅で生活を続けるには人材確保が重要。処遇改善交付金も既に行なっているので恒久と考える。引き続き雇用拡大体制を作る必要がある。」
中田委員
「職員の量をどう確保するか考える必要がある。処遇改善交付金は守るべき。18年、21年改定の検討をし、そろそろ費用対効果を見極めていく時期なのでは。」
田中(雅)委員
「①処遇改善交付金は従事者の基本報酬に組み込まれるようにすべき。それにはこれまでの議論と違い、交付金が定着できる議論が必要。②18年21年改定の検証にて対応を決めるべき。③サービスの質の確保が重要。維持・改善に対する評価を検討すべき。」
田中(滋)委員
「システムなしでは改善できない。個別ではなく部品の組み合わせ。調整、連動、コスト、時間、リスクがある。連動マネジメント、パッケージ、モジュール、コーディネーション、マネジメントの視点がないといけない。そして!!おまけ!法律案にある「訪問介護看護」あの名称は酷い。高齢者が理解ができるわけがない。公募してでも他の名称にすべきだ。」
座長
「私もそう思う。」
武久委員
「①超高齢化社会における重度の方の増加に対して行き過ぎた利用者本意は財政を圧迫する。不透明に限度額一杯に利用している御用聞きプランはだめ。セルフプランもおかしいと思われる。利用者の勝手に出来ることがないように報酬で誘導出来ないものかと思う。②療養病床には初期加算等つけてはどうか③EPAは現在法定人員に入れられないので1/2は入れても良いのでは」
篠原委員
「サービスの安定を図る必要があること、同時改定、介護の社会化等考えるとケアミックスが求めれる。また、十度かに特化するのではなく生活に支障が出ないように安易な切捨てはまずいと考える。」
佐藤委員
「質の高いサービスの議論をしないと重点化できない」
齋藤委員
「①同時改定、人材確保も重要だが、一方で医師不足深刻。地域医療の崩壊も検討すべき。医療人材確保もあわせて審議して欲しい。②軽度者切捨て等安易な進め方はすべきでない。③これ以上制度が複雑化すべきでない。利用者の理解の限界を超えていると思う。また、前回の経営実態調査の回答率に低さには愕然とした。是非、回答率が上がるようにして欲しい。」
小林委員
「医療と介護の連携が重要。各論に入る前に課題の整理をした方が良い。審議の進め方についてはもっと具体的なスケジュール化をして欲しい。夏頃、秋頃では困る。また、すまいのことや現役世代への理解も必要。処遇改善や生活向上、機能向上、看取りまでのシステム構築の検討が必要と考える。」
木間委員
「予防の推進は大事。和光市や北九州市の取り組みを参考にICF、生活援助・生活機能のプログラムをヘルパーに指導すべき。また、財政論から安価なサービスに移るのは危険。こういった取り組みから検討すべきである。」
高智委員
「給付の重点化が必要。サービスのバランスや公平性を検討すべき。社会保険が体力が落ちている。生活保護が急増によるところかと。重度の方への配分をするには軽度の増加を抑えるため、健康寿命をどうのばすのか、生活不活発への対処、切れ目のない医療と介護が焦点になる。」
久保田委員
「制度の持続可能性を考えると中重度へのシフトが必要。効率化と質の向上をすべくメリハリのある評価をすべき。」
木村委員
「必要な人に必要なケアマネジメントを。①暫定プランのあり方を考える必要がある。②施設ケアマネへの評価を検討すべき③新たに創設されるサービスのあり方を検討すべき④予防や連携指導料について調査をする予定。」
勝田委員
「認知症の人と家族の会でまとめた要望書を見て欲しい。そして認知症の人は軽度の時に支援を要する。是非配慮して欲しい。今後も要望書にあるように当会32年の実績というエビデンスに基づいた議論をする。また、昨今の家族のあり方の変化に対応して欲しい。」
井部委員
「①訪問看護を中心とした複合型サービスの推進②訪問看護の適切に提供できる仕組みづくり、ケアプランの妥当性、必要性を見極める仕組みづくりとして連携、協働が必要。また、医療依存度の高い方はどんなに調整をしても区分支給限度額が足りなくなる。超えた分の訪問看護の取扱を検討して欲しい。③特養の夜間体制としてはこれから看取りが増えていくことを考えると配置の再検討が必要。」
石川委員
「今回で最後の任期である。①地域での包括システムについて②税と保険料は水準の配慮が必要。説明責任の観点からから管理者以上の給与公表なども検討しては③現状の基準だけでは管理出来ない。保険者機能をもっと重視すべき。④被災者対応はまだまだ続く事が歴史上の前例からも考えられる。先を見越して考えるべき。」
池田委員
「基本的には1点。東日本大震災、ただ事ではない状況は終わっていない。敗戦に匹敵する規模の見直しになる。今からリアリズム且つ理想を追いかける必要がある。今度の震災復興には何十兆円もかかると予想されるところ。その上で介護保険に係る費用を考えると7.3兆円。 (このあたりから段々声が大きくなり勢いが増してくる)それだけ大きいお金を動かす事を考えると処遇改善交付金の財源はどこから出るんだ!今こそ皆が自分達で賄うときなのでは。いらないサービスはいらない。必要なサービスに給付すべき。じゃあ今必要なサービスとは何か。認知症サービスが必要だが、実はサービスがついていない。医療なのか介護なのかはっきりしない。これだけ議論すべきだ。その上で今回挙がっている市民後見は重要。」
大島分科会長代理
「質と量が焦点。必要性は何なのか、立場が違えば重要性は違ってくる。どこかが我慢をしなければならない。医療は治すから生活を支える視点に転換することが重要。また、医療連携に関しては医療側が求めている事、介護側が求めている事が違い温度差がある。整理してすり合わせる必要がある。そういう意味でも今回の同時改定はタフな議論になる。だから大森会長に倒れられると困るので出来るだけ助けていくつもり。(笑)」

座長
「それでは次回は4月中にもう1回行なうつもりです。よろしくお願いします。」




何とも時間ピッタリ定刻で終了です。

さて、この内容は、テープ起こしではないのであしからず。後日出るであろう会議録と文章が違うじゃんってつっこみはなしで。

さて、何ともうまいシナリオというのが正直な感想です。でも時間がなかったせいか既得権争いは激化せず。ある意味それぞれの委員の個性もわかりやすい感じでした。是非、資料の名簿と所属団体を照らし合わせながら各委員の意見を考察してみてください。

そして、明日から当会役員で臨時委員の仲間が所属法人の人的支援で仙台に行く。検討を祈るとともに無事に帰還する事を願う。行けない僕らの分までがんばって!!


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提言 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2011/04/14 23:39
コメント
No title
>テープ起こしではないので
え~、そーなの~v-363v-362
それでこのボリュームはスゴイv-218

次回、池田さんには枕を差し入れしますかe-261
No title
丸刈リッチお疲れぇ(・ω・)ノ▽"フリフリ

>次回、池田さんには枕を差し入れしますかv-75

ジッと出番を待つ池田さん。あっうっかり寝てしまいましよーって感じになって欲しいw

しかし、あの方、本当にわかりやすい例えを効果的に使い、場の空気を変えていきますが、個人的な感想として、「大変な状況なのは言われなくてもわかっているが、今般の災害支援を引き合いに社会保障費(給付抑制)を考えるのは反則というかお門違いでしょう。」って感じ。

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