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蒼い時代と住まい、暮らし

よく利用者の方と話をする時に昔の話になることがある。

戦争で大変な思いをされた時のことや仕事や子育てを一生懸命されていた時のこと。あまりないが、恋愛のこと。どちらかというと親に言われて結婚したとか、酒浸りな夫に悩まされたとか、物凄い亭主関白でとかいう話になることが多いけど。

でも中には子どもの頃から知っていてお父さんのことが昔から大好きでって方や海外旅行に行きまくってた方や友達と夜な夜なダンスホールに行ったりして遊び歩いたなんて方もいて。

どうしても女性が絶対数多いこともあるので女性が中心の話や苦労された話が多いが、その合間でその方々が特別いい笑顔でキラキラしていた頃の話を伺うと気持ちが和らいだり、ほんわかしてくる。そうしているとその方々は要介護高齢者ではなく、一人の人生の先輩であることを忘れずにもいられる。

さて、自分は逆の立場に立った時、いつの時代のことを緩んだ顔で話すのだろうか。

まあ、もちろんそんな話が出来ない方もいるが、幾人かの方から毎月教わるそうしたキラキラ話をとても楽しみにしている自分がいることも確かだ。

しかし、そんなキラキラ話をご教授してくれる方々と医師や家族の判断等、様々な状況により在宅生活の終焉と共にお別れすることを多々経験してきた。

確かに最近、体調が思わしくなかったかな。そして、体力的なことも含め医師の判断をないがしろにするわけにもいかない。だが、家族からバイアスがかかっている感じもするし等々。いろんな想いを抱えながら自分なりに消化していく。

次年度の法改正では在宅限界を高めるとして中重度に特化していくであろう制度の再構築が進められようとしている。

そう考えると、もしかしたらそういう方々ももう少し自分の家で過ごすことができるようになるのかもしれないとも言えるが、在宅限界とはその方の身体状況だけで決められるものではない。

その方々を構成する要素としての周囲の環境によって大きく変わってくる。

じゃあ、今の審議は何なんだろう。

そう、住まいと環境を変えて在宅と読み替えて限界点を上げようとしているのである。
それじゃ今の施設サービスへ移行することと何ら変わらないはずなのに、現行の在宅サービスと施設サービスを否定し、居住系サービスの名の下に都合のいい形に変えていくだけ。でもそれだけじゃないか。状況によっては既存の施設の方がサービスが充実しているだろうから。

結局、この国では一生懸命育んできた自分の暮らしは、今までよりごくごく一部の人しか担保出来ないことになる。

それも短時間定期巡回や日常生活支援総合事業など一見良さそうな新設サービスにより今よりサービスが受けられなくなる人が出てくる可能性もある。今よりサービスが受けられない方々の中にはそれにより生活自体が立ち行かなくなり、実質在宅生活の継続が困難になる若しくは状態が悪化する方も出てくることに対し、利用者や従事者のどれだけの方が気づいているのだろうか。

この点はあきしま地域福祉ネットワークの最初の提言書からずっと声を挙げていることだ。

最初の提言書を当時の藤村厚生労働副大臣に提出した時、この住まいの問題を話したら「それは酷い話だね~」と言っていた。市民団体と共に厚生労働省の方と話をした時に短時間定期巡回の話をした時は、既存の滞在型も併給出来ると言っていたが、最近の話では併給も出来ないことが示唆されているではないか。それはサービスの制限に直結していることでしょ。

そんなことを考えていると今更ながら国は制度の存続のみ重点をおいて、制度の中身については二の次だとしか思えないのである。

田中滋教授に「地域包括ケアシステムによって制度が形骸化するのでは」と質問した時は「そんなことはない。悲しい考え方だ」と完全否定されたこともますます眉唾になってきた。

と、久しぶりに勢いで書きなぐってみた。

何でかって。

朝から残務処理をし、その後、来週に開催されるあきしま地域福祉ネットワークの全体会で話す内容を最終的につめる為に一日考えていたら頭がグルグルしてきたから。

はてさて、会員さんにどう伝えればいいんだろうか毎回悩むところである・・・。でも結局行き着くところは在宅で過ごされている方のキラキラした唯一無二の生活をどうやって支えていけばいいのだろうかという想い、原点に返るんだけどね。




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想い | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/07/16 20:36
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