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第1回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会 速報05

皆さん、お疲れ様です。

今日の東京都多摩地区、やや風は強かったですがよいお天気でした。今、そして、今後、暴風圏に入る地域の方々、十分お気をつけくださいね。

さて、「ケアマネジャーのあり方検討会」の傍聴記を今日も進めます。

何となく、箇条書きでと言いながら、いつもの癖で長文になってきておりますが、なるべく要点を箇条書きでまとめますw

では、どうぞ !!

※構成員の発言は原文どおりではありません。


○三上構成員
・26、27ページのケアプラン作成上の困難点について、医師との連携が取りづらいと言うのが一番多いと言うのは医師会としても責任を感じている。日頃より主治医研修会等で啓発活動をしているが、中々進んでいないと言う状況。しかし、今回の介護報酬改定の中では退院退所加算、入院時情報連携加算等で工夫があり、医療の介護支援連携指導料と連動して入院中に2回算定できる。あるいは退院時共同指導料2の中の合同カンファレンスに対応して3回まで取れるようになっているなど、様々な工夫がなされていることで、連携が進んでいくのではないかと考えている。
・この検討会の検討事項が、ケアマネジャーの養成カリキュラム、研修、試験、資格のあり方など、ケアマネジャーの質の底上げを中心に考えると言うことになっている。だが、もう一つ、保険者の機能というのはケアマネジャーの質の向上に対して非常に大きいと考える。特に51ページ(スライドナンバー)に書いてある介護給付適正化事業(ケアプラン点検)が十分に機能すれば、かなり質の向上に帰するのではないかと思う。だが、適正化事業の実施状況が56.4%、目的にあるケアプランの質の向上として97%の保険者がこれをやっているということだが、実際にはあまりされていないという印象。46ページにあるように併設の事業所の場合、1~2種類の偏ったプランが多いということについては、ケアプランチェックがしっかり行えていれば、起こらないのではないかと思う。なので、この検討会の中でもケアプランチェックについて検討して欲しい。
・ピンキリだという意見については当然で、介護保険を導入するに当たり、大急ぎで増やした経緯があり、質を確保することが難しかったから。そういう方々にも日頃よりケアプランのチェックをして徐々に質を上げてもらうようにする必要性があるのではないか。

○水村構成員
・ケアマネジャーの質が非常に問われているが、自分も平成12年度からケアマネジャーをしていて、効果が無いとか質が悪いと言われると非常に肩身が狭い想い。だが、今、地域包括支援センターで主任介護支援専門員として地域を見ていると、質のいいケアマネージャーもたくさんいる。では、どうして質が悪いと言われているのか。その成果が見えない理由として考えてみると、今のケアプラン様式だとニーズと課題が一緒になっており、ご本人のニーズと専門的見地による課題を一緒に書いてしまうようになっている。それにより成果、評価が非常に見えにくくなっているのでないかと思われる。実際にケアマネジャーに話を聞いてみると、自分はこういう課題だと思ったので段階的に必要なことを設定したが、ケアプランとは本人のニーズを大切にしなくてはいけないので、本人のニーズを中心として、とりあえず書かせてもらっているという返答が帰ってくる。では、ケアマネジャーは実施に思ったことをサービス担当者会議で伝えているのかを問うと伝えてはいるが、提供事業者側がうまく理解をしていただけず、自立支援の考え方の理解が出来ていなかったり、個別援助計画にうまく活かされないということが起こっている。ケアマネジャーが段階を設定し依頼をしても「在宅で安全に暮らしたい」「下肢筋力の低下予防」等、なんでこのように変化していくのかと言うことも目の当たりにしている。つまり、ケアマネジャーだけの問題ではないと捉えている。
・キリの方をどうするのかという問題では、先ほどからも意見があるように、今の研修体系だけでは自立支援という考え方の浸透が難しい。自分のところでもケアプラン相談会という形でマネジメントの思考過程の訓練を行っている。そのように法定研修のフォローと1人ケアマネの研修機会確保等のバックアップ体制を地域包括支援センターがすることも重要なのではないかと思われる。ただ、地域包括支援センターの質の問題もあるとは思うが。
・施設ケアマネについては、昨今、施設では看取りが増えてきていることも考えると、施設ケアマネジャーの役割も今後重要になってくるのではないか。看取りの対応は、揺らぐ本人、家族と多くの専門職とのチームコーディネーターとしての役割が重要。そういった意味で別の論点での議論も必要だと考える。

○山田構成員
・大体、皆さんの意見に重なった意見だが、ちょっと視点を変えて。自分は第一回の介護支援専門員の受験生でペーパーケアマネである。何であの時に受けたのかを考えてみたら、「介護保険サービスに係わるなら取っておいた方がよい」と思ったからだった。結果としては介護保険の仕組みやサービス内容については非常に体系的に勉強になり、役に立っている。
・資格を取ると言うことと、業としてケアマネジャーの仕事に従事すると言うことを分けて考えなければならないと思う。
・段々、基礎資格が介護福祉士のケアマネジャーが増えてきたということだが、現場を見ると介護職員のステップアップルートになっている。ケアマネジャーの資格ぐらい取りなさいとかケアマネジャーの勉強をして、介護保険の勉強をしなさいという指導及び資格取得が勧められている。
・老人保健施設の立場で言うと施設サービスと在宅サービスを両方持っているので、施設ケアマネ、在宅ケアマネ両方の立場がよくわかる。本来、施設ケアマネの業務は支援相談員がやっていた。ケアプランを作成すること自体、介護保険施行前よりやっていたし、当然、ケアに携わる全職員が介入して作るものである。それが我々のプランを作るDNAであってそれは変わらない。だが、29ページにある運営基準で第14条に介護支援専門員に施設サービス計画に関する業務を担当させるものとすると出たために、一つは責任をはっきりさせるということにはなるが、一部の施設では他の職員はケアプランを作るのに関係ないんだというマイナスイメージを発信してしまってい
る。
・第24条の2以下には、今まで視線相談員が行ってきた仕事であり、支援相談員との役割分担も課題になっているが、二十数年しか経っていない老人保健施設の中でも視線相談員が果たしてきた役割は非常に重要であり、現在でも重要だと思っている。つまり、施設ケアマネの配置が施設運営にマイナス、混乱を与えたと言うことも理解していただいた上で議論して頂く必要がある。
・藤井委員から居宅ケアマネの議論を優先してと言うことだったが、居宅ケアマネの議論が重要であることは十分理解しているが、今回の機会を通し、大胆に言うと本当に施設ケアマネが必要なのかどうか、必要なら支援相談員との役割分担をどうするのか、違いはなんなのかという方向性を出して欲しいと思う。
・自分は医師でもある。三上委員も言っていたが、我々医師が敷居が高いとずっと出ている。もちろん、医師の努力が第一だと言うことも理解している。だが、在宅療養等を行っている先生は全然敷居が高くないと私は思う。例えば、急性期の先生や専門診療科でガンガンやっている先生は近寄りづらいのだと思うが、あえて誤解を恐れずに言うと私たち医師であってもそういう先生方と連携を取る際には非常に気を遣う。連携を取る際に気を遣うというのは相手のことを知らないと一方的に電話をしても出てくれないとか言うことはいえないわけで、相手の業務はどうなのか、何をされているのかを理解することが大事。医師と言ってもいろいろあるので、そういうことを教える場というか、医師だけでなく、どうすればいいのか、私たちも考えるので皆さんも一緒に考えて欲しい。


いろいろと言いたいこと感じることはありますが、ぐっと堪えて、今日はここまでとします。

次回はの日本社会福祉士会山村構成員の発言からです。その後、質疑があり終了の予定。


《告知》
あきしま地域福祉ネットワーク訪問介護部会の取り組みが掲載されます。
「おはよう21」2012年5月号(通巻第278号) 2012年3月27日より絶賛発売中

おはよう21 5月号

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提言 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/04/04 23:04
コメント
No title
在宅と施設サービスのどちらかを選択できるのが介護保険制度のサービス。そこで各施設の相談員の役割と介護支援相談員の業務分掌の区別はなかなか難しいいものがありました。私も平成12年度の介護保険開始より老人保健施設で7年ほど支援相談員をしてました。その中で同僚と日々、マニュアル作りや介護保険制度ついての勉強会等をしてきた事が懐かしく思い起こせます。施設の支援相談員としての経歴が主任介護支援専門員の実務年数に加味されないのは知ってますが、何故なのかについては定かじゃありません。施設の中であっても利用者やご家族様と色々な介護相談等をさせて頂けたのは、大変勉強になりました。しかも在宅サービス(デイケア・ショートスティ)の窓口だった事もあり、在宅生活の継続の為には、デイケアやショートスティの利用は欠かせないサービス提供でした。現在は居宅ケアマネとしてもそれは大きな声で言いたい事で~す。色々な事が様々に交差し、それがどう社会の中で利用者や介護をになっている家族の方を支援できるのかが、今後の重大な課題であると感じます。その為にも、shanさん!情報発信待ってま~す♪では、おやすみなさいませ!ズボンの裾のネタ…申し訳ない。勘違いでしたねっ(爆)wここで言ってもチンプンカンプンかもぉ~(爆)w
No title
きたさんお疲れ様です。

きたさんって支援相談員もやってたんですね。
当地の状況から考えると施設の方針により支援相談員さんの立ち位置ってかなり変わるのではないかと思っているのですが、現場の職員さんや医務とご家族、ご利用者との板挟みで疲弊する方をよくお見かけします。
山田委員の言うとおり施設ケアマネとの棲み分けもしっかりできているところとそうでないところでは受け入れの体制からして大きな差が出ていると思いますが、今回の改定で回転率について挙げられているので今後は更に疲弊する支援相談員、施設ケアマネが増加するのではないかと懸念している次第です。
支援相談員や施設ケアマネが疲弊すると箱ものの都合が優先されるようになりがちかと思うので、居宅ケアマネの立場からしても今後の展開には要注意だと思っています。
山田構成員の言葉を引用し、誤解を恐れず言うと、昨今の情勢からするとニーズの捉え方も更にエビデンスが重要視されるようになると考えられるわけですが、それは制限が前提にならず、ご家族、ご利用者の情緒、状況も踏まえた専門的見地での判断に繋がるようになることを願います。
また、自身の箱で対応が困難と判断された場合、門前払いではなく、居宅ケアマネと連携し、他施設の紹介等のプランbまで検討が出来る相談員さんが出てくるといいんじゃないかな~。もちろん現時点でそれはシャドーワークになってしまうのですがね。
飯塚さんのズボンの裾が片方ブーツに入ってないかったのはまったく気が付きませんでしたW
まあ、気にせず。

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