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最後まで口から食べられる街づくり

皆さん、お疲れ様です。

とりあえず、報告としては明日17時開催の第1回社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会の傍聴券が昨日無事に届きました。

ということで明日は久しぶりに速報をお届けする予定ですが、終了が18:30として、その後、知人やあきしまネットの委員たちとの軽い振り返りをし、多摩地区に戻ってオファーがあった東京都介護支援専門員研究協議会の研究大会についての打ち合わせがあり・・・。それからなんで、やっぱり深夜のアップになりそうですな。

さて、ということで今日は軽めに先日伺った新宿食支援研究会の報告。

内容としては、ふれあい歯科ごとう代表の五島朋幸先生による勉強会でタイトルは「最後まで口から食べられる街づくり コンソーシアム」

具体的には、経済産業省の平成23年度医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査研究事業として行われた食支援に関する調査の中間報告としていくつかある事業のうちの在宅高齢者向けアンケートを基に今後の方向性を考えるというものでした。

まず、はじめてのところなので不安に感じながら会場ビルに着くとエレベーター前に明らかに研修参加者と思われる二人組みのお姉さんがいるのでエレベーター待ちをしながらお声かけするとやはりそう。ですが・・・。お二人も初参加ということで不安に感じながら案内どおり3階に到着すると明らかにマンションの玄関が二つ??

えー??って言いながら3人で呼び鈴を押すが誰も出てきません。

こりゃ、おかしいということで下に降りて、一旦道路に出るとなんと、本当にマンションの入り口で会議室は別の入り口じゃ~ありませんかwwww

3人で大笑いしながらの会場入りとなりましたさ。

うっかりお二人のお名前を聞くの忘れちゃいましたが、あの時はお世話様でしたw

さて、肝心の研修内容ですが、当然、食支援研究会においてのことなので、栄養ケアについてということなんですが、どちらかというと自分は栄養ケアについて不勉強な方なのでやや物怖じしておりました。しかし、受けてみると調査結果を基にとてもわかりやすくお話し頂き、今後にも役立てるのではないかと思います。

まあ、タイトルの通り、最後まで口から食べられる街づくりということですから、在宅高齢者の低栄養に関する実態を調査していくまでの試行錯誤された過程から結果、考察までをご説明いただいたわけですが、地域の各専門職の方々をピックアップされて、コアメンバーにより多面的に問題の抽出、解析、支援の検討をされております。

基本的には、各専門職より出された想定される要因についての設問の設定をするわけですが、概ね以下の分類にっ分けられておりました。

・機能要因 ・全身状態 ・社会的要因 ・摂食状況

この分類に相関性があるのか、また、統計上の有意差の確認による課題の明確化を知ることが出来たようです。現時点では単純な計算によるものなので更なる調査をされるようですが、普段、我々が持っている感覚とはやや違った興味深い結果報告がなされておりました。

なお、このアンケートについては新宿区在住の要介護認定を受けている在宅高齢者及び家族を対象に無作為抽出で377名より全66項目について聞き取り調査を行っており、被験者数、回答率から考えても信憑性は高いということですが、他の地域において行っても変化はある可能性もあり、今後検討されているようです。

だたし、経済産業省の事業なので生活保護の方は対象になっていないということもあり、そのような方々を対象にするとまた興味深い結果が出るのではとは思いましたが。

では、いくつかの興味深い点のみをピックアップすると

低栄養群に入る方たちは、予想通り要介護度が高い方の割合が増加しますが、半数ほどが非該当から要介護2までの方ということで、嚥下障害があったり、寝たきりに近い方が低栄養の方ということにならず、予想よりも多くの方がいらっしゃる可能性が高いと言うことになるということです。

また、日常生活自立度の分類としては、外出をされていない方に対して有意差が認められ、外出と栄養は相関性があるという結果になっていたということでしょうか。

他にも有意差が認められた項目として、咀嚼や舌の動き、口唇の力、食事時間、食事介助の有無、食事が楽しみか、食事形態、食事場所、食事姿勢、脳血管障害、体重減少、褥瘡、皮膚乾燥、医療系サービスの介入、濃厚流動食について有意差が認められたということで、この辺りは認識と差がないのではないかと思います。ある意味、コアメンバーの方々の思惑通りの結果になっているということなんでしょうか。

ただし、認知機能、排便、舌の汚れ、口の汚れ、食事量、アルコール、外食、食事の自己選択、美味しいか、食事人数、同居者の有無、義歯の使用、食事回数、溜め込み・食べこぼし、むせ、偏食はあまり、有意差が認められなかったということで、どれも影響しそうですが意外な感じも致しました。まあ、項目によっては統計上、微妙なラインで無視は出来ない項目もあるということですがね。

そのような結果を踏まえて低栄養に関与する要因を定義づけると

・機能要因 ・全身状態 ・摂食状態においては該当すると言うことになり、・社会的な要因は低栄養に関与するとは言えないということでした。

まとめとしては、
・在宅高齢者には多数の低栄養対象者がいるということ
・多くの専門職がそれぞれの立場で支援をする必要があるということ
・出来るだけベッドを出て外出し支援できる場をつくる必要があるということ
・食事を楽しめる環境整備が必要ということ

で、今後は、その結果と省令研究等の他の事業による結果を踏まえて、どの専門職がどの場面で支援をするのが望ましいのかを明確にしつつ、食支援のネットワークづくりと予備軍を早期に発見する低栄養のスクリーニングテスト等々の開発、食に対する知識と意識の向上支援を考えているということでした。

最後に今回、何より刺激を受けたのは、医師、保健師、看護師、リハビリ専門職、薬剤師、介護保険事業者、メーカーと多岐にわたる参加者が横並びで交流をし、同じ課題に向き合っていると言うことですね。
他の地域にもNST(栄養サポートチーム)はあるけど、うまく機能していないのはトップダウンになっているからって言ってたかな。確かにそうですよね。因みに昭島市にもNSTはあり、聞くところによる新宿の支援チームの方々も実習に来られたそうな・・・。
となると我々の関わり方にも大いに問題がありそうですなw

まあ、当然、新宿の会ですから、新宿のネットワークの素晴らしさをアピールされるわけですが、前回の緩和ケアの研修の時しかり、今回も体感し、アピールに値すると実感しております。昭島市でも、そして、他の地域にもこのような連携が拡がりをみせることを期待するとともに、その為にも今後も出来る限りウォッチしていきたいと思っております。

ということで、食支援研究会については、再度参加できましたら続編を予定してますのでお楽しみに。



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研修 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/04/25 23:14
コメント
No title
お疲れ様です。

現在、低栄養状態の方を担当しています。
機会がありましたら、続編よろしくお願いします。

前回のオランダの取組みも、興味深く読ませてもらいました。
No title
hajimeさま毎度です。

いつもお越しくださりありがとうございます。
多少なりとも参考になれば幸いです。
NSTについてはもっと勉強をしないといけないと思っておりますので、そのうち続編も出せればなと思っております。

因みにhajimeさんはfacebookはやってないの??

最近はブログネタとリンクさせて公開しているのでよろしければお寄りください。

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