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第2回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会 速報08

皆さん、お疲れ様です。

今日は暑かった東京都昭島市。しかし、こんないい天気の日に僕は内勤でしたw
すっかり事務処理も進み、これで安心してモニタリングやカンファレンスが出来るってもんですが。

そして、昨日開催案内が出ていた第1回介護事業経営調査委員会ですが、ちょいと日程調整が困難・・・。こりゃ穴が開くなって思っておりましたが、当会の他の委員が日程調整可能なので傍聴に行ってもらう予定が決定!!
あ~良かった。この委員会のことがとっても気になってたんでね。

そして、そして、本日開催案内が出ていた第3回介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会については、予定通り傍聴予定で~す。

さて、では、それまでに第2回の傍聴記を終わらせなければなりませんので、昨日の続きをどうぞ。


○野中構成員 さて、実際の業務ですね。実際の業務は大きく二つの業務があるので、ケアマネジャーはケアマネジメントだけやればいいのかっていうことはありません。医者は医師の仕事だけやればいいかって、そんなことありませんで、儲けなくちゃいけません。自分が生きていく医院と言うか病院を運営していく必要があります。で、看護師の経営管理ね。管理、人材管理をやらなくちゃいけないんですね。そういう意味でケアマネジャー、介護支援専門員っていうのは、一番下に利用者のケアマネジメントをやる。しかも、その局面は応用なんですね。地域によって全然違うわけで、沖縄の離島と東京の世田谷区は全然違う条件の中で同じ法律の制度を動かすって言うのは、そりゃ無理なので、その自分の直面している事例に沿って応用できないといけない。という問題があります。で、更にこの機関、組織を運営するお金、マネーマネジメントなわけですよね。これもやらなくちゃいけないし、職員の人材管理、ヒューマンリソースマネジメントもやらないといけない。更にその下に、その地域のコミュニティーで資源を増やしていくというコミュニティーマネジメントをやらなくではいけない。というふうに大きくこの業務があろうかと思います。これをアメリカのCCMC。CCMCは、その国のCCMC研究っていうのが2004年に行われて、現在続いているわけですけれども、CMSAっていうのがアメリカ合衆国で一番巨大なケアマネジャーの認定団体なんです。そこが、ケアマネジャーって言うのはどういう業務をやるんだと、どういう人材なんだっていうことを本格的に調査して、まとめていった研究ですね。それで、今日、やっぱり大きく二つあると。それで、ケアマネジメントという、その必須の活動をしなくちゃいけない。それと同時に認知症とかっていうような特定の知識を持ってないといけない。その二つの技能、二つの知識というものが折り重なって業務規定というものが・・・られるということになります。点数をつけちゃうとですね、どういう項目がケアマネジャーとして必要なのかっていうことを、2万人ぐらいの、2万2千62人のケアマネさんにお聞きして、5点法で点数をつけていって、これは例示ですけれども、アセスメントの項目と言うと一番得点が高かったのが利用者情報の概観。まあ、当たり前の話で、ずーっと順序で点数が高い順にこれがあります。アセスメントするだけでも結構大変な専門的な技能なんだって事をしっかり見て欲しいと思います。そう単純に、簡単に身につけれる人材って言うか能力ではないと私は思います。これはアメリカの評価ですね、で、MDSっていうミニマムデータセットという尺度でやっていますので、実際はケアマネジメントの評価という意味ではADL、IADL、QOLレベルの評価しかしていませんで、生きがいがどうのとか、感動がどうのこうのとか、その人の人生がという話は少しカットされて非常に表面的な評価でなされているわけですけれども、少なくともこういうふうにシステムかされてるんですね。で、評価のポイントは3つです。上からの評価と横からの評価と下からの評価です。で、上からの評価というのは自治体とか国がそのケアマネさんを評価するんですね。MDSをその自治体が吸い上げていって、どのくらいのケアマネさん、その事業所がやってるかっていうことを逐次評価していくんですね。で、横からの評価ってのは、お互いがその情報交換をして専門職同士が目を光らせるっていうのが横からの評価ですね。下からの評価ってのはその利用者自身がレビューをして自分のケアプラン、ケアマネジメントの結果を文句を言う。しかもそれがインターネットで公表されて、一般大衆がその事業所比較をすることが出来る。こういうのが全体的な評価システムとして動いているわけです。もちろんアメリカですから、アメリカって言うのは制度上は、隣でその最高級のシステム動いている隣で死んでいるっていうか、殺人が起こってしまうという、こう全体的なシステムとして動いてますね。ただ、システムとしては存在するんですね。イギリスはどんなところに行っても同じケアマネジメントが行われるという、制度といっても国によって随分違うもんだということは前提として意識していないと間違えてしまいます。
 これは私の作業指標というケアマネジメントのプロセスに沿って、どの点を自分は知ってるのか、知らないのか、実行しているのかっていうことを自己評価でとっています。で、これでやりますとやっぱりアセスメント、プランニングあたりまでは結構伸びてます。ところがその後になると途端に何も知らないんですね。で、これはもう研修会という項目がアセスメント、プランニングしかやらないっていうね。モニタリングまでは息切れしちゃって誰もやらないっていうので、結局、知らないまんま動いていた。だから、実際、実行してませんねモニタリングも。あっ、モニタリングって実行してることになってるんですね(ややウケ)。不思議なことにね。まあ、そういうふうにして、なんていうか形、形式だけで動いてしまうから、ますます能力としては落ちてしまうというのが、悪循環に入っています。ということで、現在の段階では、この受理の段階では、判断が出来なかったりね、ケアマネの対象だということも判断が出来なくて本来は救急車の対象だったり、本来はもっと法律上の問題だったりする人にも来たらそのまま受けてしまうというね。だからそういった方たちの受理の判断が出来ない。それから、査定、アセスメントではストーリーが出来ませんね。脳卒中、、、、60歳、脳卒中だとみんな同じですね。コピー&ペーストですよね。それで、計画ではやっぱりクリエイティビティがありません。創造性がないから、自分の旦那だったらこんなプランでいいのかっていうようなことを平気でやるんですね(会場ややウケ)。だから、討論する力がありません。で、途中で医者が出てきちゃうともうそのまんま医者の言うとおりになっちゃう。せっかくそこまで自分で考えたんだったらちゃんと議論しなさいよっていうくらい、責任性が、その、自信がありませんですね。それから、介入では、直接介入のところでは、本人のセルフケア能力を教育しなくちゃいけない。本人に対して語りかけなくちゃいけないのを、それを省略してしまいますね。それから、間接系介入の能力がありませんですね。ケアマネジメントってほとんど間接介入の技術なはずなのに間接介入能力がない。マネジメントとか、交渉するとか、先ほども言ったプレゼンテーション、提案する、ご説明するっていう、そういう能力の研修がないからですね。で、研修がないとそのままになってしまうというのが問題です。それから、モニタリングはされてませんですね。指標設定しないといけないです。その指標、糖尿病が良くなったのか悪くなったのかって言うのは糖尿病のFBSとか、ヘモグロビンA1Cをチェックしているんですが、じゃあケアマネジメントのプロセスをチェックする指標は何だって言っても誰もこうわかってないわけですね。だからそういう指標チェックだとか、連絡調整とかですね。評価なんか評価の意義が伝わってないですからはじめっからやってませんって話になって(会場ややウケ)こういうような状況です。
で、ケアマネジメントっていうのは実践しないと意味がない。これ、実践するって言うのはもう一つプラスαの難しさがあるわけですね。誰しもご存知のように。こうやるよってことはとてもいいとはわかっていてもそれを実際にするって言うのは、まあ、肥満がわかっていて、ダイエットするのはいいとわかっていても、それを実践するってとても難しいわけですよね。だから、実践するための要因って言うのは研究をされています。それでいくと一番右側のケアマネさんだけを訓練して助言しただけでは、まず足りません。あと、やっぱりそのどれだけの配置をするのかとか、どれだけのスーパービジョン体制を作るのかとか、どれだけの研修に金をかけるのかって言うね、そういう問題なしには、ケアマネさんだけを責めていても問題は解決しない。更には組織文化っていうのがあります。ケアマネジメントって実は西洋文化なんですよね。だから、突然やっぱり日本の和風の文化の中に突然、契約って入ってきますから。85歳の私の母親に契約やっても、もう無理ですね。だから拒否してしまって、私、今、困難事例ですよ。私の母親(会場爆笑)。文化が違うところに新しい文化を入れる時には相当に意識しないと難しいんだということを覚悟しといて、で、それをリーダーシップ。国と自治体が相当に念入りに計画を立てないとこれは実行できないですよね。まあ、当たり前ですよね、この10年間っていうのが、まあ、私の結論です。
で、まとめです。まとめは、ケアマネジメント技術そのものは有効です。だから、エビデンスも科学的な証拠も挙がっています。ただ、そのようにやってませんから、それを形だけやっていてエビデンスはありません。やっぱりフィデリティ、忠実度に沿ってケアマネジメントが行われてなければ有効性は発揮できないと思います。
で、2番目。2000年の時に、わが国は「走りながら修正する」とお約束したはずなんですが、結局何も修正しなかったと。これ修正したのにどんどん悪くなっていったというのが、私の感覚でございます(会場笑いをかみ殺している感じで笑いが漏れる)。
で、3番目。ケアマネジメント従事者に一定の裁量権。マネジメントしないといけませんので裁量権がないと難しい。できません。で、それですので、現在よりも高い能力が必要だと思います。まあ、一部の従事者は、あの私も世界を随分見てまわってますので、世界レベルよりも上です。素晴らしいと思います。日本の技術者は。もうイギリスやアメリカのトップレベルより遥かにトップのケアマネっていっぱいいます。えー、まあ、少数ですけどね(会場爆笑)。自分ところで差が大きくなっているというのが一番問題だと思いますが。
で、4番目。高齢者の介護保険制度に限らないで普遍的なケアマネジメント技術が今必要とされています。アウトリーチっていいますけど、アウトリーチやったら必ずケアマネジメントって言うのは前提条件なんですよ。それは、アウトリーチはやってるんだけどケアマネジメント知らないためにただ行ってるだけになってるというのが、大きな問題ですね。だから、ケアマネジメントの従事者、介護支援専門員は、他の専門職にケアマネジメントを教えてあげられる程度のレベルになっていただきたいなと思います。医者にケアマネジメント教えられるだけのケアマネになって欲しいって言うことですね。
それから、5番目にケアマネジメント従事者だけの要因で問題は解決しないで、定期的な制度の見直し、目的の共有、裁量権の問題、成果指標、報酬額、コレ大きいですね。それから配置数、資格制度、研修費用等の問題があって、それによって解決をしていくんだと思っています。
それから6番目。領域を超えたケアマネジメント技術指導センターが必要だと思います。もう既に40万、50万の資格者を持っていて、何の技術指導もセンターもないってコレは無理ですね。いっくら、こんな委員会開いて、制度作ってもそりゃ技術は伸びないというふうに私は思います。だから是非とも現実的な技術指導が出来る指導センターを都道府県レベルかもう一つ大きなレベルで認知症の研修センターのレベル程度には配置しないと無理な段階に来ているのではないかなっていうふうに思っております。以上でございます。」

○田中座長 野中委員先生、レクチャーをありがとうございました(会場爆笑)。




笑えないジョークも多々ありましたが、基本的にはそういうケアマネジャーが存在することも事実なので建設的に捉えることにします。
でも、本当に技術的な話は他の審議会で出てくることが少なかったので批判もありつつも良い方向性への提案をしていただけたとは思っております。
これが、職能団体から出るともっと良いのですが・・・。


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提言 | コメント(4) | トラックバック(0) | 2012/05/23 22:51
コメント
No title
Shan様 お疲れ様です。

会長就任おめでとうございます。
今日も暑いですねぇ~~? だんだん時計のあとが濃くなってまいりました。

当地も暑いですが・・・昭島も暑そうだ!
身体大切に頑張ってくださいませ。
No title
ハリネズミ★さん・・・。

一言だけ言うね。

聞いたよ。またよろしく(謎爆)

※これ以上はコメントしないこと!
No title
会長就任おめでとうございます。公私共々忙しいとは思いますが、腰痛にはご注意を。○宿に来る際は、連絡を(来られる時は、に○にく控えめでお願いします)。
No title
金曜日より送別会、友人会、元職場会など等、連日に出か毛ていました(爆)w
少々身体がギシギシいってます(爆)今日はじっくり訪問させて頂きました♪

やっぱり野中さんのプレゼは凄いっの感想~♪
現場を知っている方でしょうか?私は特に・・・

>機関、組織を運営するお金、マネーマネジメント・・・。職員の人材管理、ヒューマンリソースマネジメント、更にその下に、その地域のコミュニティーで資源を増やしていくというコミュニティーマネジメントをやらなくではいけない。
という部分に共感しました。
ケアマネは一人ケアマネ以外、どこかの事業所に所属しているのが通常です。その組織力という物が理念や方針にどれ程に一人のケアマネとしてマッチできるかという事も重要な要因ではないかと思います。
大にして、事業所の長は福祉においての知識がある人ばかりではありません。専門職の資格があるからいいという物でもなく、やはり「福祉」についての捉え方一つでは、組織として良い方向へ行くものも行かなくなる事もあるように思います。
知識がなくいとも皆で考えて検討でき、情報の共有化ができていれば何の問題もないと思いますが・・・。
基本的な情報の共有もできないママにケアマネ業務を継続していくという事は、特に主任ケアマネがいて事業所加算をするという事になれば尚の事、検討や共有は必要不可欠になってきます。
人間関係は次に来るものであり、その事業所としての共有化こそが必要であると感じますが・・・?

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