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自分史を頂く ~我々は相手をわかっていると思い込んでしまいがち~

入院3日目。

1日でも早く復帰しようと思い、昨日から車椅子デビュー。自分でトイレに行ける喜びを噛み締めていたが、NSからはひたすら無理するなとご注意頂く。

それもあってか、今日の回診では、虎ファンらしきDr より「歩行器の方が腰に良いからやってみる?」と。

もう、即答で「お願いします!!」と返答する。そして、NSからはひたすら無理するなと繰り返し言われる。

そんな努力をしている中、昭島管内では、shan の病名への憶測(ゴシップ)が氾濫というか錯綜しているようだ。

決して神経難病でも糖尿でもない。正確には「変形性腰椎症」ですから。

とんだ人気者ぶりに唖然とするが、いじられるのは嫌いではないからまぁいっか。

さて、近況はさておき、本題。

先日、担当させて頂いている女性の利用者の方から自分史を頂いた。

というか頼み込んで頂いた感もあるが。

家族より依頼を受け、その方と関わりはじめたのは約2年ほど前。

変形股関節症によりあまり活発な活動は出来なくなってしまったことから自宅で過ごす事が多くなっていた方だったが、最初の面接の時から非常に内面の強さや神経の細やかさを感じる方であった。

いつも通りインテーク面接をしながら普段の暮らしぶりやこれまでのことを何気なく聴いていると非常に明瞭に話をして頂ける。

どちらかというといわゆる生活歴を伺うときは敬遠されることが多い。

話を続けていると旦那さんが本の執筆等されていることもあり、何となく自分も今までの生活を綴ってみようかと思われたとのことで自分史を書き始めているのだと聞かされた。

それから毎月の訪問の度にお身体とか出来事の話を伺いながら執筆の進行状況も伺っていたが、月日を重ねていく内に次第に他の話をすることが多くなり、いつの間にか触れなくなっていた。

そして、先日、いつものように訪問をし、話を伺いながらふと自分史のことを思い出したので何気なく伺った。

Shan :「そう言えば自分史の執筆、あれから進んでますか?」

すると

利:「あーあれね。この間出来てもう配っちゃったんですよねー」

Shan : 「えーーーっ あのーそれって僕にも売ってもらえないですかね~」

利:「あれは、元々販売目的じゃないし、恥ずかしいから。。。」


Shan : 「そうですかー。もし余っていたら何とか譲って頂けないでしょうか?」

等というやりとりを10分程すると「じゃあもらって頂こうかしら」ということで何とかget した代物なのである。

自分は、ワクワクしながら且つこころして読んだ。

そして、驚き、涙した。

自分が今まで聴いてきたことに、付随する様々なドラマ、感情が交錯し、生きた話として自分の心に流れ込んできたのだ。

何年間も担当しててもこれだ。

やはり、我々は利用者の方々が発するバーバル、ノンバーバルの情報で察する努力をしてもそれで悟った、わかったと思ってはいけないのだ。勝手にはね。

常に目の前の人に語り継がせてもらう気持ちで向き合い、やっと本質を見せてもらえるのだ。

そして 忘れてはいけないこと。今回紹介した方は、最後にこう言っていた。「自分のあまりにも嫌なことは当然、書いてないですから。」

仰る通り!!

今回は我々ケアマネジャーが最低限求められている情報が如何に生きていないか、また、その方の見方、感覚で情報は受け取り、察するように自らで消化するということを改めて感じさせてもらったのであった。
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想い | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/12/22 23:26
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