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介護とは必ずしも改善を求めるものではないはず。

東京も週末からの降雪ですっかり冷え込み、良くなってきていた腰痛も疼いている。お陰でまたまた鎮痛剤が手放せない状態になってしまい困ったものだ。

こうしているうちにも雪が積もってきている。東京はちょっとした雪でも弱い。明日のサービスは大丈夫だろうかとても心配だ。

雪じゃなくて幸が積もって欲しいもんだな。

さて、今日は前回の記事でもあった「維持プランは報酬を下げ、改善プランは報酬を上げろ」と言った乱暴な説について想うところを綴ってみる。

何故ならば、研修の後の席でもちょっと話題になったからだ。

それはある方が確かこう言ったことが発端だったと思う。

「予防や改善をすることも国民は考えるべきかも知れないと思うがどうか」

その時は「そんなこと言ったら国民が全員清く正しく生きろって話でしょ。じゃああなた明日からタバコやめなさいって話だよ」なんて威勢良く言ったが、よく考えてみると質問者の意図はちょっと違ったかもしれない。また、その方は非常に有能であり、日頃より深い理論と実践を展開されているし、よくよく考えたら単純に予防や改善そのものを否定するものでもないだろう。

だが、その後に何となくうやむやになってしまい深い議論にはなっていないので自分の中で気になっていた。

それから数日悶々としながら考えていたが、「予防や改善」という考え方はありだとしてもやはり「介護」と「予防や改善」とはそもそも別のものではないのではなかろうかと自分は思う。

じゃあどう考えたかと言うと「介護」とは何かから始まる。

介護概論の中で示される介護の定義としては1987年(昭和62年)制定(2007年改正)「社会福祉士及び介護福祉士法」第2条第2項 介護福祉士の業務にある

「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とするものをいう」

という条文が該当すると言われている。

平たく言うと「介護とは、身体的、精神的、または知的な障害を持つ人に対してその人の望む生活や暮らしを実現出来るように支援すること」と言えるだろう。

更に広辞苑で「介護」を引くと「高齢者や病人を介抱し日常生活を助ける事」となっている。

一方、「予防」とは「悪い事態の起こらないように前もって防ぐ事」
   「改善」とは「悪いところを改めてよくすること」
と言う意味合いであり、ここまで見る限り「予防」「改善」との繋がりはないと言える。

ということは、「予防や改善」とは向上という結果が重要視されるが、「介護」とは必ずしも向上という結果を求めていくものというよりは、それぞれの要介護状態にある方の個別の様式に沿った暮らしや生き方を共に追求し続けることなのでないかと考えられるのではなかろうか。そういう意味では維持もあり得るだろうし。

つまり、「介護」に「予防や改善」を強く求めることはナンセンスなのではという結果に至った。

但し、現状の制度では「介護」が「看護」「医療」「リハビリ」とかに傾いている。

決して医療や看護、リハビリを否定するつもりはない。

それぞれが重要だと思いますからね。

ですが、「介護」を純粋に考えると「予防や改善」を求める事に違和感があると思ったんですわ。

単純に言うと追求する分野が違うのではとね。皆さんはどう考えますか?

もうちょっと自分の中でも整理をした方がよさそうだけど。


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想い | コメント(5) | トラックバック(0) | 2011/02/14 21:06
コメント
No title
またまた難しい案件で悩んでおられますね?

私は介護予防プランを常に作成している身分としては、高齢者の日常生活においてにお“予防”に対する“意識付け”は重要であると考えます。

仰るとおり、各種専門家(分野)は違いますし、必ずしも予防や改善が必要とは言い切れません。

ですが、重篤な疾患などにより重度の状態が続いている方に比べ、私が相談・対応させて頂く方々は、いわゆる軽度の方が多いので、予防の意識付けひとつで、生活の幅(活動範囲や、意欲など…)が大きく改善することがありますもので・・・。

私も介護福祉士ベースですし、今一度“介護とは?”って考えて見ますね?
いつも良いきっかけを提供してくださってありがとうございます。
No title
「現状維持」で精一杯。向上なんて夢のまた夢~という現状かな~~~
No title
年齢曲線と言いますか、年齢とともに何もしなければ身体機能などが低下するよ!って曲線からして、1年後に現状維持できているってことは、ちょっと首を傾げて低下曲線と維持線を見ると、向上しているようにも見えますよ?
って以前にどこかで、誰かに言われたような・・・。
No title
ハリネズミ★様毎度。

楽しく悩むことが仕事なので。。。

因みに予防や改善を目指すことを否定している訳ではありません。

但し、それはそれ。

介護の意味、目指す姿がそれだけではないでしょってことです。
No title
H2Oっちども!

維持をしていくことがどれだけ大変か、お金とにらめっこしている人たちにはわからないのでしょうね。

但し機能が向上するだけでなく、暮らしの形態を自身で変化させながら自分らしく合わせていくことはある意味向上しているとも言えますかね。

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